育ち盛りの子どもたちに食べてほしい。

管理栄養士 萩野祐子 (ユイット合同会社代表) インタビュー前編

なめらかな口あたりとまろやかな甘みが特徴の花悠は、味だけでなく、体にとっても美味しい豚肉です。どんな栄養素が含まれているのか。どんな効果があるのか。そして、どんな人たちに食べてもらうといいのか。プロのアスリートから一般の方々まで、楽しく栄養を摂取するためのアドバイザーとして多様な領域で活躍されている管理栄養士の萩野祐子さんに花悠の豚肉を食べていただき、お話をうかがいました。

食べることを、楽しむことに。

本日はありがとうございます。萩野さんは普段、どんなお仕事をされていますか。

クリニックや企業で、栄養指導や生活習慣病の予防のためのアドバイスなどをしています。加えて、プロのアスリートや妊産婦の体質改善やダイエットの栄養サポートなど、パーソナルな指導も頻繁に行っています。つい先日もサポートしていたボクサーの試合が終わったばかりなのですが、プロの選手の場合、SNSなどのツールを使って毎日欠かさず食事のチェックと指導をします。食を変えることが良い試合結果につながることもありますから、そういう時には本当に嬉しいですね。今の時代は、食も、食にまつわる情報も個人では追いきれないくらいに溢れているので、それらを取捨選択するのが自分の仕事だと思っています。正しい情報をできるだけ分かりやすく、やさしく伝える。特に最近は、食を楽しめていない人が多いように感じています。「○○制限」のような言葉が流行っていて、食べることが我慢することだと捉えるような傾向がありますよね。でも本当は、食べることって純粋に楽しいことですよね。その楽しさを味わうための方法を伝えたい。正確な知識を持っていれば大げさな制限をする必要はなくなりますし、結果的に予防医学にもつながります。

丈夫な体づくりに、豚肉を。

私たちは日頃から「安心してお腹いっぱい食べられる豚肉」を提供したいと考えています。安心感があれば、自然と食を楽しむことができますよね。

その通りだと思います。特に豚肉にはたくさんの栄養素が含まれていますが、その代表格がタンパク質です。皮膚、臓器、髪、骨、目に見えにくいところではホルモンや神経伝達物質、消化酵素など、私たちの体の多くの部分はタンパク質でできています。免疫力を高める抗体もタンパク質によるもので、丈夫な体作りに欠かせません。さらに豚肉はビタミンB1も豊富な食材で、他のお肉に比べると特に多いことが知られています。ビタミンB1は新陳代謝に欠かせないもので、体内に取り入れた炭水化物などの食べものをエネルギーに変える機能があり、疲労回復や夏バテ防止などにつながります。また、豚肉に含まれているビタミンB6は、タンパク質の分解を助ける栄養素。つまり摂取と分解を豚肉だけで完結できてしまうため、非常に効率がいい食べものだと言えるんです。

どんな人に食べてもらえるといいでしょうか?

老若男女を問わずおすすめしたいですが、まず挙げるなら育ち盛りの子どもです。タンパク質やビタミンB1は成長期には欠かせない栄養素ですから、ぜひ子どもたちに豚肉を食べてほしい。子どもって、一度に食べられる量が少なかったりしますよね。豚肉は少量でもたくさんの栄養素が取れる食材なので、その意味でも理想的なんです。また、筋肉や骨格が成長段階にあって、運動量が飛躍的に増大する成長期には、体内に酸素を運ぶ役割を持つ鉄分の需要も増加します。豚肉の赤身の部分には鉄分が多く含まれていますから、積極的に摂取してほしいですね。

萩野さんが普段使用されている専門書。部位ごとに細かな成分値が記載されています。

選ぶなら、栄養価の高い豚肉ブランドを。

大人の方にはどうでしょうか?

年齢を重ねた方には特に食べてほしいですね。タンパク質が新陳代謝を促しますし、高齢で食が細くなっても、少量で栄養素をたくさん摂取できますから。その時に大事になるのが、どの豚肉を選ぶか。例えば普通のヨーグルトよりもギリシャヨーグルトの方が栄養価が高いと言われたら後者を手に取りますよね。それと同じで、花悠さんのような豚肉のブランドを選択することが、日々と将来の健康につながるはずです。そしてもうひと方挙げるなら、女性です。豚肉に含まれているナイアシンが、粘膜や皮膚を健康に保つ効果があると言われています。血管の拡張作用もあり、血流を良くして体を温めてくれます。コラーゲンもあるので、乾燥に対しても良い影響が期待できます。

食べると太るのではないかと言われることがあるのですが、実際にはどうなのでしょうか。

そのように感じている方もいらっしゃいますよね。確かにタンパク質は摂取しすぎると脂肪に変わりますし、お肉に含まれている脂肪も取りすぎには気をつけるべきだと思います。ただ、それは「食べる=太る」ということではなく、食べ方ひとつで大きく変わるんです。

(体にいい豚肉の食べ方とは?萩野さんのお話のつづきは中編で)

管理栄養士 萩野祐子
クリニックでの栄養指導、生活習慣病重症化予防、アスリート、妊産婦、ダイエットの栄養サポートなど、年間約500名以上の指導経験を有す

一般社団法人管理栄養士地位向上協会講師
一般社団法人食アスリート協会講師
健康食育シニアマスター